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「バーバー」に投稿された感想・評価

もやし

もやしの感想・評価

5.0
コーエン兄弟監督作品。かなり好きかも。
深すぎる感慨。ヒューマンドラマとしては最高峰だと思う。
頻繁に流れるベートーヴェンの「悲愴」が切なさを醸し出す。



ある床屋の店員の一生を描く。
冒頭のあらすじとしては、床屋の客にドライクリーニング業の出資を求める男が来て、当時としては斬新な発想だったドライクリーニングに惹かれた主人公は、妻と不倫している男を脅して金を取り、その金で出資する。そこからおかしな事態になっていく。

冒頭だけでこんな激しい展開だけど、そこからもどんどんどんどん展開して、どんどん奇妙な事態(リアリティがないわけではない)になっていく。


主人公は無口なダンディ男で、奥さんは下品でセクシーな感じ笑

物語は基本主人公の人生哲学、人生考察の思索の一人語りで進行していき、とても深い味わいがある。

この男はどこか自分の人生を遠くから眺めている感じがあり、それが何ともたまらなく良い。


とにかくオススメです。

人生の無情。そして人生はいつか終わる。
その先には、何が待ってるのかなあ。

自分の大したことない人生も、こういう風に作品になったらいいなあと思わず考えちゃう作品です。
それぐらい何とも平凡な男の、無情な人生でした。
Marisa

Marisaの感想・評価

4.0
渋い!

映像めちゃくちゃきれい!
観たい俳優がいるように、
観たい映像がある。

今年のアカデミー賞の撮影賞は
ロジャー・ディーキンスだった。
2年前に(ブレードランナー2049)で
やっとオスカーを掴んだ映画撮影の
神様だ。

椅子から立ち上がってステージに
向かおうとしたロジャーが
一度、体の向きを変え、
立ち上がって拍手を送っていた
白髪ロン毛の近くの男性と
親しげにハイタッチか握手をして、
その男性から祝福されていた。
その後、壇上でのスピーチのはじめに
『仲間の撮影監督のインスピレーションと
友情に感謝します。』と言った。

ロバート・リチャードソンだ。
あの外見は見間違える訳がない。
ロバート・リチャードソンとハイタッチをし、
名指しこそしなかったが、壇上から
ロバートへ送ったメッセージなのかも。
僕はニンマリしてしまう。ニヤニヤ。
映画撮影界の大御所同士、仲いいんだな。
ニヤニヤ。年齢もキャリアも近いから
ライバルぽいけど、飲み仲間かな。
ニヤニヤ。

僕らはたくさんの彼らの作品を観て育った。
ロジャーは(ショーシャンクの空に)や
コーエン兄弟のほとんどの作品、
ヴィルヌーヴ作品の(ボーダーライン)や
(ブレードランナー2049)そして、
明日から始まる(1917)。
一方、ロバートはオリバーストーン作品
の(プラトーン)(JFK)、近年は
(キル・ビル)以降のタランティーノ
作品。(ワンス・アポン・ア・タイム・
イン・ハリウッド)で1969年の
ハリウッドを蘇らせた人だ。

ニヤニヤ。もうけっこういい年した
おじいちゃん2人。
『オマエ、あれ観たけど、超いいじゃん。
 どうやって撮ったんだよ。教えろよ』
とか言い合ってんのかな、ニヤニヤ。

ロジャー・ディーキンスの作品でよく
覚えているのがコーエン兄弟の
この(バーバー)。(アルマゲドン)の
ビリー・ボブ・ソーントン、
(スリー・ビルボード)のフランシス・
マクドーマンド、
そして、スカーレット・ヨハンソン。

フィルマークス。
(バーバー)のビジュアルは
こっちのやつじゃねー。もう一個の方だ。
頼むから変えてくれ。

ある理髪店で働く無口な男。
妻は浮気をしていて、
自分がこの世界に存在しているのか
存在していないのか、
アメリカンドリームとは無縁な世界で、
(ここじゃない場所にいる)自分を
ちょっと想像して、
単調の毎日を変えたくて、
人生を変えようとする。
だが、事態はとんでもない方向に
転がってゆく。

全然、違うかもだけど、
(ジョーカー)や(パラサイト)を観て
思い出したんだよね。

浮上できない感じとか。疎外感とか。
喜劇と悲劇を行ったり来たりする
ところとかね。

(人生は近くで見ると悲劇だが、
遠くから見れば喜劇だ)と
チャップリンは言った。

モノクロ作品で、主人公は無口だ。
それで面白いのかよ、と聞かれれば、
僕はね。と答えるしかない。
モノクロ作品だが、元々カラーで
撮られた作品なので美しく、
スタイリッシュだ。単純にカッコいい。
ロジャー・ディーキンスは
登場人物への光の当て方が上手い。
(ボーダーライン)だって
(トゥルー・グリット)だって、
最高だった。
モノクロ作品の無口な主人公に
光があたる。もうロジャー・ディーキンス
の真骨頂だと思うよ。

公開時、映画館で。
スカーレットは、15歳くらいだろうか、
やはり可愛かったなぁ。
nekopug

nekopugの感想・評価

-
もう1回みるべきかな、、、。
ジャケ写にそぐわず美しい映画だった
理容師の男が妻の不倫相手を脅迫。
偶然が重なり思わぬ方にこじれる話

最初の30分がかなりテンポよく話に引き込まれる
途中からの展開はまさに不条理

個性的な俳優の表情が見物
スリングブレイド観て
ビリーボブソーントーン
見たさに観たけど
んーっ?😅
最初退屈、中盤面白くなったけど、最後なんだかな~、な感じ。
ちょっと私はわかんない😵
たけど渋い役者だね。ソーントーン。
ひろ

ひろの感想・評価

3.0
終始淡々と静かな雰囲気で最初こそ微妙と思ったけど終わってみると案外良かった。
とにかくビリーボブソーントンが渋すぎるw

まだ売れてない頃のスカヨハ!
難しい映画。
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