シマクマ

スパイダーウィックの謎のシマクマのレビュー・感想・評価

スパイダーウィックの謎(2008年製作の映画)
2.9
主人公のジャレッドは、両親の離婚をきっかけに、双子の弟サイモン、姉のマロリー、母のエレンの四人で
相続した大叔父のスパイダーウィックがかつて暮らしていた屋敷に引っ越してくる。
お父さん子だったジャレットは、両親の離婚も、父と離れて暮らすことも気に入らなかった。
ジャレットは、母親に反発してばかりで、そんなジャレットを他の兄弟は疎ましく思っていた。
ジャレットは、家族内で孤立を深めていく中、秘密の屋根裏部屋で「妖精図鑑」と書かれた本を見つける。
どうやら大叔父のスパイダーウィックが書いた本のようだった。
決して読んではいけないという警告文と共に蝋で封印されたその本を、ジャレットは、なんの躊躇もせず開いてしまう。
その瞬間から周りに不穏な空気が漂いはじめ、今まで封印されていた妖精達が姿を現し始めた・・・という話


10年前に評判が悪くて観てなかった映画をアマゾンプライムで見つけたので鑑賞。
感想は評判通りの内容だった。
魔法や妖精が出てくる冒険ファンタジーなんだろうけど
行動範囲はほぼ家の周りで登場人物も家族以外殆ど出てこない。
出てくる妖精も3種類ぐらいしかいなくてチープ感があった。
しかも出てくる妖精がどれも可愛くない。
おどけたようなキャラクターも出てくるけど魅力的に感じなかった。
内容も端折って進む感じがするわりに進展が殆どない。
観てて面白さを感じない作品でした。

チャーリーとチョコレート工場のチャーリー役のフレディ・ハイモアが一人二役の双子の兄弟を熱演していましたので
興味ある方は鑑賞してみてください







(ここからネタバレ)
主人公のジャレットが悪ガキすぎて、全ての騒動はコイツが引き起こしたんだろうって感じで感情移入出来なかった。
またラストも、スパイダーウィックとその娘が妖精の世界に行くシーンで締めるが
劇中、殆ど出番がなかった この二人のシーンで感動的に盛り上げようとしても
自分としては、そんなに気分が高まることはなくエンドロールが流れて残念な気持ちになりました。
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