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インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国のkazu1961のレビュー・感想・評価

3.4
「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」
原題「Indiana Jones and the Kingdom of the Crystal Skull」
2008/6/21 公開 アメリカ作品 2017-232
再鑑賞

安定的に楽しめるシリーズで本作でも同様ですが、前三作のような都度新鮮なスリリングさが影を潜めました。
そのため熱狂的なファンの幻滅から映画シリーズがピークを過ぎつまらなくなった点を表す「nuke the fridge」(核の冷蔵庫)というフレーズが本作から生み出されました。これはインディ・ジョーンズが核爆発を冷蔵庫に隠れることで逃れるシーンから来ています。
またスピルバーグ自身もラストシーンに納得しておらず、あれはルーカスの案だという言い訳もしています。19年ぶりにヒットシリーズを撮影するにあたりそれぞれの思惑やむずかしさがあったようですね。
ヒットシリーズを継続する難しさを感じますが、それなりの安定感はある作品だとは思います。特にカレン・アレンが27年ぶりにシリーズ再出演し、インディアナ3世との駆け引きも楽しく鑑賞できました。

89年のシリーズ第3作「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」以来19年ぶりの続編となる。製作総指揮ジョージ・ルーカス、製作フランク・マーシャル、監督スピルバーグ、音楽ジョン・ウィリアムズはシリーズ前3作と同じ。脚本は「宇宙戦争」のデビッド・コープ。ハリソン・フォードは言うまでもなくインディアナ・ジョーンズ役で出演するほか、「レイダース/失われたアーク《聖櫃》」のカレン・アレンが27年ぶりにシリーズ再出演、ケイト・ブランシェット、シャイア・ラブーフなど。
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