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インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国のsyuheiのレビュー・感想・評価

3.0
2008年のスティーヴン・スピルバーグ監督作品。インディー・ジョーンズシリーズ第4作目。

これまでの路線とかなり変わった感じがして失望の怒りに任せて2.0なんて低スコアをつけてしまったけど、2023年に見返してみたらそれほど悪くもない。よく考えてみれば過去3作だって超常現象がらみだったわけで。

画的な見どころも結構ある。レイダースのエンディングから繋がる巨大倉庫、ある科学実験の現場、ジャングルの中を走る車上での戦い、クライマックス後に開いた"穴"を埋めるアマゾンの濁流。そして、インディー・ジョーンズ自身の人生の成長を物語るエンディング。

ただ、プロット構成がいまいち詰めきれてないのは確かで、前3作がどこから観てもエンディングまで追ってしまう面白さの数珠つなぎだったのに比べて本作は物語がスムーズに進んでくれないというもどかしさがある。
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