ジャイロ

アリスのジャイロのレビュー・感想・評価

アリス(1988年製作の映画)
3.6
ああシュヴァンクマイエル全開だ…

ホワイト・ラビットが気持ち悪い。ねっちゃあくっちゃあ何食べてんの?追いかける?本当に?

 引き出しの取っ手がギュポッてなります。

 ドテッ!

追いかけるアリス。逃げるホワイト・ラビット。狭いのニガテなんですよね。巨大アリスの窮屈さが私には少しキツいかも。

 引き出しの取っ手がギュポッってなります。

 ドテッ!

涙の海に溺れそうになります。

 引き出しの取っ手がギュポッってなります。

 ドテッ!(これあれだジャバウォッキの黒猫だ)

ホワイト・ラビットの家で、これまた気持ち悪いのがいっぱい出てきます。カタカタカタって…ビルがすごいことになってる。うわああ…

開けない方がいい。その缶詰め、絶対開けない方がいい。でもそれを開けるのがアリス。

Σ(゚□゚)

缶詰めからすげえの出てきた…

(;´゚д゚)アワワワワ

なんだろう

悪夢だ

悪夢を見ているようだ

カエルと豚も狂気。泣き声が気持ち悪い。

マッド・ティー・パーティがマッド過ぎてカオス。三月兎もマッドハッターもこれ、アリスもだな。狂気しか感じない。シュヴァンクマイエルさん、大丈夫?こんな気色悪い靴下見たこと無い。クリケットだけは、ちょっぴり癒されました。

ネズミ取りのシュールさがすごい。嗚呼、私は今、何を観せられているのだろうか。まさに悪夢だ。シュヴァンクマイエルは、短編くらいがちょうどいいのかもね。