ほんとうに船場言葉を話したい人生だった。同時に平成細雪が好きすぎる。
着物やら姉妹やら季節の花やら眼福。プロダクションノーツでも言ってたけど、市川崑はこれを本当に撮りたかったんだろうな〜と思わせる画がたくさんある。
脚本は微妙。制作発表会で女優さんがまっさらな気持ちで演じたいので谷崎の細雪は読んでいませんと仰っていたし、そのことからもまあ小説とは別物とした方がいいと思う。小説では貞之助が一番好きなキャラクターなので、貞之助の雪子に対しての気持ちは本当になんなんだ？？となった。
別物としてみた方が良いとは言えど、小説の大筋知らんかったら展開が分かるのかなとも思う。上中下巻の長編を2時間にしているわけなので省略も多い。
好きな順
小説細雪>平成細雪>市川崑細雪
