TT

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャンのTTのレビュー・感想・評価

5.0
いやぁ〜面白かった!!!
 ディカプーとトムハンクスの二大タッグは観ていて、惚れ惚れしますね〜!
まずは、簡単なあらすじから!!!

 1960年代に実際に起こり世界を震撼させた事件、その内容は世界各地で小切手偽造事件を起こし、天才詐欺師と呼ばれた
レオナルド・ディカプリオ演じるアバグネイルjr。彼は小切手を息を吸うように偽装し、その度に世界各地を飛び回る。
彼が捕まるまでに変装?いや、職業を偽った職業は、パイロットから始まり医師、弁護士など多数。そんな世界中を騙した天才詐欺師をひたすらに追う男が居た。
 その名は、トム・ハンクス演じる、FBI捜査官カール。彼は周りの同僚やら上司に「君は昇進が懸かってる、だからむやみに行動するな。自分の行動を後悔するぞ?」と相手が天才詐欺師なのも有り、カールの周りは諦めモード。しかし、彼だけは違った自分の昇進なんて二の次。俺は彼を捕まえる為に生まれてきたんだと言うばかりに彼のケツを追う。カールの努力が報われるかと思いきや、アバグネイルに逃げられる。果たして、天才詐欺師の彼を捕まえる事は出来るのだろうか?

 と、、、今回も名作!の作品。最初は少し微妙だったんですけど、アバグネイルの華麗な逃走劇。はたまた、実話なのにも驚き!?10代でこんなに頭の良い策を思いつくなんて凄すぎる。彼のやっている事は間違いなく、犯罪です。しかし、元々は彼にも産んでもらった親が居る。
最初は親に不自由ない暮らしをさせたいという一心で犯罪に手を出すんですが、人間一度成功してしまうと何回も手を出してしまうんですかね?一回成功してから彼は何度も小切手詐欺に手を染める。それを追いかけるカール、彼は凄いですね笑 
幾ら周りが無理だと言っても諦めない、これこそ本当のFBI捜査官ですよ!何度も何度も追いかける度にアバグネイルの生い立ちが分かってきて、捕まえる頃には彼を本当の息子みたいな扱いで接している様に感じました。
フランスの窓もない古びた工場でアバグネイルは紙幣を印刷していた所にとうとうカールが来た時、アバグネイルは逃走している頃、カールとの電話でカールには娘がおり、妻とは別居中だと言いつつも実際にカールと会ったら彼の薬指には指輪が…
当然、アバグネイルは彼が今まで言っていた話やこれから彼が話す内容が嘘だと思う。するとカールが、「外には警官が20人以上居る。ココで大人しく俺に捕まれば大丈夫!でも、外に出たら撃ち殺される。」と言っている。いやいやちょっと待てよと、これもデタラメだと。でも、彼の顔を見たら嘘偽りない顔つきをしている。
結局、アバクネイルは彼を信じ外を出たらほんとに警官が沢山居た。そこで初めてお互いに信頼関係が持たれ、終盤のアバグネイルがカールが勤めているFBIの事務所に就職した時、彼は自分の捕まった写真を元にして又、空港へと逃亡しようとする。
しかし、彼を追いかけてきたのはカールただ1人。カールの口から告げられたのは「お前はまた月曜日に戻ってくる」
そして、運命の月曜日。彼は帰って来ない!カールは仕事中も彼の事を気にかけて仕事に中々集中できない。いつもの様に小切手偽装犯の残した切手を解析してる最中にカールに意見をしてきた奴が居た。そう、彼だったのだ。彼は戻ってきたのだ!
 私は彼とカールの間には確かな信頼関係が出来ていたと思う。その証拠は二つ。
 まずは、フランスでの一件。外に警官が居るのを最初は嘘だと思い込んでいたが、彼の顔つきでこれは本当だと思い、実際本当だったのでこれがまず彼との信頼関係の一つ。そして、二つ目。それは空港でのカールからのお前を追っているのは俺だけだ。つまり言葉には出していないけど、俺はお前の味方、いや友達だと言わんばかりの佇まいがあった。それでアバグネイルの心には僕にはカールと言う味方、いや友達が居るという信頼関係ができ、彼が戻ってきたのと思う。
物語の最後にはアバグネイルには3人の子供と妻が居て、今でもカールとは友達という情報が出て、とても嬉しい気持ちになった。長くなりましたが、最高でした!
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