これぞ100点の映画でしょ。誰も傷つかず、誰も貶めず、なんら過激な暴力や性描写も使わず、気軽に楽しく、小粋で映画的な演出の数々、音楽、エンターテイメント。はい、100点ですね。
ディカプリオのフィルモグラフィって最高だな。彼がやってきたバラエティ豊かなキャラクターたちを並べたら壮観だよね。
全編通じて最高なんだけど、あの美女CAを従えて逃げ果せるというアイコニックな作戦はやっぱり気持ちがいいね。しかも、あの作戦だけだと流石に現実離れしてしまうところ、偽の呼び出しでハンラティを巻くというアイデアもセットになっていることで、サスガ・アバグネイル！となる。この辺も、スピルバーグの上手さでありしたたかさよね。
"I LOVE MY JOB!"って言っちゃうトム・ハンクス＝ハンラティも最高。トムは、本当のFBI捜査官(ハンラティという名前ではない)と撮影前に会っていて、本物のアバグネイルもお墨付きのそっくりっぷりだったそう。
