巨額の詐欺事件の始まりが、生活費を捻出するためだったのはビックリだったなぁ…
高校生のフランク・W・アバグネイルは尊敬する父が母と離婚すると聞き、ショックで衝撃的に家を飛び出してしまう。
そして生活のため偽造小切手の詐欺を始めるようになる。最初はなかなか上手くいかなかったが、大手航空会社のパイロットに成り済ますと誰もがものの見事に騙された。これに味をしめたフランクは
小切手の偽造を繰り返し巨額の金を手に入れる。
一方、巨額小切手詐欺事件を捜査していたFBI捜査官カール・ハンラティは徐々にフランクに迫っていくが…
ザックリ言うとストーリーはこんな感じ
実話が基になった作品。
それにしても、フランクは頭が良いよな
小切手偽造を始めたのが、17歳！
それも色々な人と関わる事で、そのクオリティーを上げていく。
そして成り済ました職業もパイロットに始まり、医者、弁護士と普通の人では、成り済ませない職業ばかり。
そして、自分が有能であることを見せるために、参考にしたのがテレビドラマ！だったのもビックリだったなぁ
フランクはそんな事を上手く利用すると共に、天性の頭の良さを加え、詐欺の腕を上げていく。
巨額詐欺って重大な犯罪がテーマになっているのに、話が暗くなく軽やかな感じがするのは不思議だよね。
まぁ、それはフランクの人となりが関係しているのかもね。
カールと対峙した時ですら、動じずあんな嘘がすらすら出てくるのには。笑っちゃたしね。
なかなか面白い作品でした。
