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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャンのめるのレビュー・感想・評価

4.7
すげぇわ…

もうどこからなにを言ったらいいのか分からなくて、ひたすら「天才」「すごい」「そんなのアリ!?」の連続だった。(語彙力)

今までたくさんのノンフィクションを観てきたけど、こんなノンフィクションあります!?フィクションよりもずっとフィクションだよ!

詐欺師が10代の少年だってこともすごいけど、捕まった後のことまで描かれていて、それがまた信じられない展開の連続だった。

息子を信じ続けるお父さんやクリスマスに会話をする習慣が付いちゃうふたり等から登場人物の心の内もしっかり感じることができた。

お父さんの言葉や行動がそのまま表れるところが良かった。皮肉だけど親の教えはいろいろなところで役に立つ。
誰だって最後は親を想うんだね。誰よりも信頼できるし、生まれてきて最初に愛した人間だから。温かいけど切なかった。

前から見ても横から見ても美しいレオナルド・ディカプリオ、声だけで誰だか分かるトム・ハンクス。そして、時を越えてもキュートなエイミー・アダムスと『赤毛のアン(2015)』でマシューを演じていたマーティン・シーン。
…キャストも超豪華だな。

監督はスティーブン・スピルバーグ。
あまりにも有名だからなかなか彼の作品に手を出せないでいるんだけど、観てみると当然のことながら面白い。

レオナルド・ディカプリオとエイミー・アダムスのベッドシーンはどストライクすぎて…
アダムとイヴか。

オープニングのセンスも良かった。ポスターも好き。


こんなにすごい映画を今まで知らなかったなんて私は何を見て生きてきたのでしょうか?
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