高校生のフランクは尊敬する父が母と離婚すると聞き、ショックで衝動的に家を飛び出してしまう
彼は生活のため偽造小切手の詐欺を始めるようになり、誰もがもののみごとに騙された
味をしめたフランクは小切手の偽造を繰り返し巨額の資金を手に入れるのだったが、その裏で巨額小切手偽造詐欺事件を捜査していたFBI捜査官カールハンラティは徐々に彼に迫っていた
現実味のない内容でありながら真実に基づいた話
レオ様こういった難しい役どころ多い気がする
パイロットの彼なり医者の彼なり検事補の彼なり、偽りだったフランクの根本に見え隠れする親の関心をひきたいという切実な想いが終始伝わってくる作品
なにせ彼はまだ子どもなのだから
親と対面する彼はいたすら愛くるしいです
一方の、最初は犯人と刑事としてだけだったフランクとカールが追いかけっこを繰り返すうちにお互いを尊重する気持ちが芽生えていき(主にカールが)、辿り着いたオチも素敵でした
それにしてもおじ専眼鏡フェチの私には今作のトムハンクスが眩しすぎる
