最初から犯人がわかっているタイプの追いかけっこ。
過去と現在が絡みながら進んでいく。
主人公の頭脳と演技力に脱帽。
よくそんなに出てくるねって言うくらい嘘嘘嘘嘘のオンパレード。
詐欺師は想像力と実行力と頭の回転が早くないとできない。おもちゃの飛行機を使って小切手偽装の準備をするところはむしろ感心した。
イブにカールへ電話していたのは、嘘だらけの自分を偽らなくてもいい(捕まる側と捕まえる側ということは、捕まえる側は全て偽装と理解しているから)相手だから?
不思議な関係で不思議な絆がそこにはあるんだね。
最後、パイロットになるところから戻ってくるまでの感情の動きを的確に表現できる語彙力がほしい…
コメディっていうほどコメディ色が強いわけではない。でも最後まで飽きずに観られた。