ももさく

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャンのももさくのレビュー・感想・評価

4.0
フランク16歳、両親は仲が良く、出会った時の話しを息子にするなど平穏な暮らしをしていたが父親の事業失敗により変化していく。母親の浮気に離婚。フランクは家出。父親から貰った小切手も使い果たし偽造を思いつくがすぐに怪しまれてしまう。高校の新聞取材を装ってパイロットの知識を得て偽副操縦士。そしてその後も医者、そして弁護士と嘘の自分を演じていく。

フランク・W・アバグネイル・Jr (レオナルド・ディカプリオ)天才詐欺師。

カール・ハンラティ (トム・ハンクス)FBI捜査官。

ブレンダ・ストロング (エイミー・アダムス)看護師。フランクが恋した相手。


他出演者→ クリストファー・ウォーケン、ナタリー・バイ、ジェームズ・ブローリン、マーティン・シーン、ナタリー・バイ、ジェニファー・ガーナー、フランク・ジョン・ヒュー、エリザベス・バンクス、 ケイトリン・ダブルデイ他。

キャッチミーイフユーキャン →捕まえられるものなら捕まえてみろ、鬼さんこちらと言う意味。

凄すぎる、これが実話なんて。

オープニングとともに流れる絵も楽しい。

私自身が人とペラペラしゃべるまでに時間がかかるタイプなので余計感じる。あんなにペラペラよく嘘の言葉が出るわ出るわ。天才だなぁ。

女性に対しては特に褒めたりして気をゆるませるのがうまい。ネックレスの手法や名前を聞く事など父親から学んだってのがね...。母親の浮気を見抜くとか紙を折らせる所とかも凄い!。

会長のバッチ、財布の中身、キャビンアテンダントまみれ、飛行機のトイレ、ハーモニカの少女、凶悪犯用刑務所も印象的。

2年も続けてクリスマスの日に話す相手がカールってのが孤独の表れだなと思った。

沢山の嘘をついても寂しい気持ちは消せない。

お金が全てと思っていたけど結局フランクが取り戻したかったのは幸せな家族だったんだと思えた。

3度目のクリスマスには直接会っちゃうってのがね、カールの指輪の秘密。

4度目のクリスマスは2度も悲しい気持ちに。

5度目のクリスマスは檻の中。

FBIのカールと詐欺師のフランクの関係性がとてもいい。賢すぎる人ってのは善に走るか悪に走るかで随分人生がかわるもんなんですね。

凄く面白かったです。ディカプリオもこの頃はまだ線が細く格好いいですね。