みーちゅう

武闘拳 猛虎激殺!のみーちゅうのネタバレレビュー・内容・結末

武闘拳 猛虎激殺!(1976年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

倉田さん初主演作。割とやってないんだな、と思ったが香港映画では日本人は悪役にしかなれなかったのでラスボスのが多かった。

シミケンとのGメン新旧コンビにちょっと感動したけど、ラストも長い事ほっとかれてるし絡みは少な目。
先にGメン75での猛虎シーザーを見てるので、画面に出てくると嬉しい。彼が主役だと特典の倉田さんが仰ってましたね。虎のご機嫌伺い。
知野さんが同じ虎か聞いてたけど、倉田さん不在回なので本人わかってなかった。同じ虎です。
「グリーン・ホーネット」のように黒いマスクかけてたり、わけわからん武闘家が城の各階にいる「死亡遊戯」な展開だったり、ラスボスの武器が爪で「燃えよドラゴン」のハンっぽかったり色々。(ただし爪は2本)
しかし武闘家の系統は死亡遊戯というか新死亡遊戯のが近いかもしれない。敵の吐く血が何故か緑だったりする。漏らして乳を隠すな!(笑)
準主役が生きたまま虎に食べられる所は興奮します。妹は「おにいちゃーん!」って叫んでばっかり。
東映は拷問描写がうまいなぁ。雨は急にどしゃ降りにしすぎだけど。
インチキ武闘家の中に空手創始者混ぜて大丈夫なんだろうか。ここの倉田さんとの男の友情なのは好き。
熱海城マジで燃やしてない?大丈夫?

敵がずっと抱っこしてナデナデされてる白モルモットが可愛い~。血のりちゃんと洗ってもらってね。ってちゃんと誰か脱出時に連れて逃げてよ!!
熱海城というと、「キングコング対ゴジラ」が浮かんでしまうが、ここでは「猛虎シーザー対倉田保昭」でしたね。
迫力出したいのか知らないけど、アクションシーンでカメラがくるくる回ってすごい酔います。酔いやすいタイプの方はご注意ください。あと鶏に容赦がない。

シーザーのもぐもぐタイム(たまに着ぐるみ) +0.3
倉田さんのアクション +0.2
拘束に定評がある東映※自論 +0.2
白モルちゃんを撫でたい +0.2
要所のツッコミポイント +0.1
竜崎と根切 +0.1
アクション時のカメラワークが酔う -0.2
鶏にももっと優しく -0.1