Risa

ラ・ヴァレのRisaのネタバレレビュー・内容・結末

ラ・ヴァレ(1972年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

後戻りの が出来ない人跡未踏の地(=処女の地)を目指す話。
モアより 断然 観やすいです。

先住民達との交流を経て、馬を捨て道無き密林をひたすら進んで 誰も帰って来る者は居ない楽園へ向かいます。

文明人と原住民の差は計り知れないですね。たまらん。

ゴロカ族にフリ族と、パプアニューギニアを代表する本物の少数民族が出てきます。
私、フリ族好きなんです。祭りのウィッグやメイクセンスが すごく良い。

しかも、アサロのマッドマン(泥の男)が早朝 霧の中から静かに現れて静かに威嚇してました。もぅ、、可愛過ぎやしないかい?
最もキュートな少数民族。

最近では この辺りの少数民族 テレビでも見かける様になりましたね。
この映画では 文明人と原住民の差を明らかにしています。
文明人が、厳しい掟のある原住民族に 馴染もうとしても 無垢に掟を守れる原住民族にはなれない。
文明人の掟なんてせいぜい破る為にある くらいのレベルなんだと。

最初は 外で用を足すことも躊躇していた主人公(オジェ)、次第に 自然や皆と馴染み、愛や喜びを共有するようになります。

前に 屋久島に登った記憶が蘇ります。。
雨の恵を受けている屋久島の場合、雨が降らないという事の方が珍しいと言います。私が登った時にも 勿論 晴れからの土砂降りやら小雨やら でしたが、あの雨程に気持ちの良い雨は無いです。
屋久島に登った人の中には 自分が登った時は降っていなかったと 言う人も多いのですが、実に勿体無いとしか思えません。

自然と一体になる感覚は実に心地よいです。が、所詮 文明人。

PINK FLOYDのBGMも想像以上に良かったです。鬱蒼さが◎

お洒落な偽物グランピングなんてもう遅い。ネイキッドにワイルドに自然と絡んだ方が美しい派の私にとってオアシス的な映画となりました。

最後も大好き。

でも 最後までオジェに全く興味をもてませんでした。