少女テレスカが旅の途中で不思議な人々と出会うロードムービー
1997年チェコスロバキアの異才、マルティン・シュリーク監督の作品
自然の深い緑に溶け込んだ鮮やかなオレンジ色のワンピースが似合ってる。…
スロバキアのマルティン・シュリーク監督作。
16歳の少女テレスカが、1枚の地図を元に母を探すロードムービー。
寄宿学校らしき場所で暮らしていたテレスカは母宛ての手紙を渡され施設を出ることに。
図書…
不思議扉③当時スロバキア民主主義後闇メタファ(隠喩)映画、ヒロインが行く先々可哀想な人しか出てこず、希望は何処に?的。
ただ「可哀想な人達」の生きてきた証拠や行き末、未来の灯火を「不思議の国のアリ…
とある職業訓練校に通う16歳の少女、テレスカは、教師から学校を出るように告げられ、母親宛ての手紙を渡される。母親の居場所も知らない彼女は、探しに行くことを決意し、図書室で見つけた古い絵図を持ち出して…
>>続きを読むスロバキアの映画は初めてみました
不思議の国のアリスをモチーフに作られた展開が全く読めないロードムービー
終盤にきてこれアリスモチーフだったって事を思い出した
あのシーンは恐らく見たまんまではないと…
奇妙な絵図を頼りに母親の面影を追って旅する男の子のような少女のロード・ムービー。スロヴァキアののどかな農村風景が美しく、「不思議の国のアリス」を現代に再現したようなシュールでファンタジーな不思議な感…
>>続きを読む「不思議の世界絵図」
冒頭、真赤な服を着た少女。母を訪ねて旅をする。モノレールに乗り、結婚式に参加し、川に落ちて泳ぎ、救出される。全寮制の学校から、図書室へ。遺灰、食事、再会。今、絵図を片手に音沙…
すべてを語らないまま進んでいく、ページの抜け落ちた絵本のようなロードムービー。
まさに不思議の世界絵図でした。
中欧の空気感や色味はやはり良いですね。
なにも燃えていないのに香ばしい、秋の侘しい空気…