ろーしゃーく

ファンタジアのろーしゃーくのレビュー・感想・評価

ファンタジア(1940年製作の映画)
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初めて観たんですが、オーケストラのコンサートの体裁で、照明と音楽・アニメーションと音楽を融合させる事を重点とした作品なんですね。有名な水撒き箒の場面も、あぁいった話だという事を初めて知りました。

意外にもサイケだったり不気味だったりするイメージがかなり多く、1940年当時起きたであろう技術面に対する驚きや衝撃も想像すると、トラウマになりかねない一作だなぁという。
その辺りは、アニメーションや映画の"魔術"的な側面を重要視した作り手の人々が、あえて狙った所にも思えるが。

物凄く映画的なあれこれが巻き起こっており、楽しいのも大傑作なのも間違いないとは思うのですが、(先人たちの偉業の後に生きる)現代人の僕にとってこの2時間超はやや眠たかったです。
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