月の兎

ファンタジアの月の兎のレビュー・感想・評価

ファンタジア(1940年製作の映画)
3.5
日本最終上映を立川名物極音で。
ディズニーアニメ最大の特徴である音と映像のシンクロ。
その原点かつ究極。
クラシックの名曲のMVを作ろうみたいな発想なのかな。

なかなかに実験的。
子供が見てどう感じるのか興味深い。
冒頭のアブストラクトなビジュアルイメージなんか大人だってポカーンとするだろうに。

おもしろいっていうのとはちょっと違う。
1940年当時の熱量を伝える作品としてワクワクはするけど。
どんな動きをどんな動画で表現するか。
閃きと努力の結晶。
特に、動物たちがバレエを披露するポンキエッリの「時の踊り」が好きですね。
月の兎

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