たにたに

ファンタジアのたにたにのレビュー・感想・評価

ファンタジア(1940年製作の映画)
3.4
【物語というより、芸術性を楽しむ映画】

まず、ファンタジアが2時間という長尺であることに驚愕しました。
基本的には、オーケストラによるクラシック曲の演奏にのせて、アニメーションを進めていく構成です。


ディズニーシーでは、密かにファンタズミックというショーが終演しました。
その元となった作品を今回は感じたく、鑑賞です。

ちなみに、ミッキーは10分ぐらいしか出てきません。😂


本作品は8編のアニメーション構成。
ミッキー目当てでしたが、印象的な部分もありました。

🟢60年前のアニメーションとは思えない圧巻の質感

全体を通して、"液体の流れ"を表すアニメーションが特徴的でした。

弟子ミッキーの、ほうきに水を運ばせるのもそうですが、
水滴、溶岩、水しぶき、津波、
ドヤっ!と技術を見せつけるかのような圧巻の技術です。

🟢弟子ミッキー
ほうきがバケツで水を運ぶシーン。見たことない人はいないんじゃないか、それぐらい有名ですね。
ただ、本作は見たことある人は少ないんじゃないでしょうか。
私もその1人です。

魔法使いの師匠に、釜に水を運ぶように頼まれたミッキー。
師匠が眠りについた後、彼の魔法の帽子を好奇心で被ったミッキーは、ほうきに命を与えて、かわりに水を運ばせます。
そのままミッキーは眠りについてしまい、目を覚ますと、部屋中が水で溢れかえっていたのです。ほうきの行動を止めようとするミッキーでしたが、魔法の解き方がわからず、衝撃の決断をします。

アニメーションのミッキーって結構暴力的なんですよね😂
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