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ケイン号の叛乱のmikoyan358のレビュー・感想・評価

ケイン号の叛乱(1954年製作の映画)
3.0
2013/2/4鑑賞(鑑賞メーターより転載)
ある軍艦にやってきた艦長が厳格な規律を元に部下を縛りつけるが、徐々に錯乱していきついには部下が反逆行為を...という話。これまでどの映画でも「男の中の男」っぷりを見せつけていたハンフリー・ボガートが、偏屈で責任逃れに終始しやがて常軌を逸するというイメージとは正反対の役を熱演しており、カッコいいだけではない彼の演技力の高さを十分に感じられる。最終的には反逆の是否が問われる展開だが、ただいくら偏屈で一般的感覚では異常と見えても、軍という規律社会の中でその結末はいいの?という点は若干腑に落ちなかったが。
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