アー君

パーフェクトブルーのアー君のレビュー・感想・評価

パーフェクトブルー(1998年製作の映画)
2.8
当時のアニメとしては動きは悪いとは思わないし、普及になり始めた頃のインターネットやストーカー問題を取り入れてるけど、中身がゴチャゴチャしていてよく分かりづらい。

犯人も意外などんでん返しだとは全く思わない。理由は先ほども述べたが、彼女の幻想、現実や劇中劇が混淆(こんこう)しているため、骨格であるプロットがボケてしまい視聴者に対して何を焦点にしたいのかが散漫になってしまい残念な結果となってしまった。

それがこの作品の魅力であるという声もあるだろうが、これはテクニックであり、あらすじを読めば大したことがないのを誤魔化すためである。
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