りこ

トムボーイのりこのレビュー・感想・評価

トムボーイ(2011年製作の映画)
4.1

ミカエルのロールの本当の気持ちが聞けなかったことがもやもやした。
どういう気持ちだったのだろうか…

母親のやり方は良くないと思った。周りの子どもやましてや母親にまで隠して男の子のフリをしたんだから、それなりの理由があったはず。それを聞く前に周りの目を気にして"どうしようもないこと"で片付けてしまったのは酷いと思った。
もう少し子どもに寄り添って、これは難しい問題なのでお互い理解し合ったら良かったのではないのか。

やはり、この時代のヨーロッパでもジェンダーについて映画が作られても、人々はまだそこまで受け入れられるものではないのだとわかった。
日本はヨーロッパ公開10年後に公開したのか、ジェンダーの問題に対しては遅すぎる。
りこ

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