このレビューはネタバレを含みます
2019/05/03 再視聴@U-NEXT
冒頭の白黒→カラーへの描写変化が素晴らしい。
二二六事件の黒幕は北一輝というのが通説みたいになりつつあるけど、あくまでも陸軍将校の暴走であるという観点で物語は進んでいきます。もちろん主人公が陸軍将校達なのでその言い分は正当化されているところはあるけれども、もしこのクーデターが成功していたらまた別の日本があったのではないかと想像することができるんですよね。
ラストシーンが少し悲しいけど実際はもっとスピーディに関係者の処刑が行われているのでこれは映画化するにあたってということでしょうか。