このレビューはネタバレを含みます
どの役者も素晴らしい演技。
真田広之は只管にカッコイイ。終盤で薙刀振り回すシーンの豪快さかつ美しさは同性ながら惚れ惚れしてしまう。(その手の趣味はないが。(笑))
ちなみに、最期があっけないとの声もよく聞くが個人的にはあれでオッケー。仕事人はあくまで暗殺者集団だから変に大立ち回りしなくて良かったかな、と。
千葉真一の男臭さが堪らない。
臭すぎて50メートル離れてても汗の匂いがプンプン臭ってきそうな演技にまた惚れ惚れ。 最期のシーンはベタ過ぎる台詞に笑っちゃいそうになるが、だがそれが良い。(ベネ!)
あの夕陽が差し込む演出は、今日び恥ずかし過ぎて誰もしないだろうと思う…😅
蟹江敬三の密偵感もまたバッチリ。密偵感って何やねん!( ´Д`)って聞かれたら上手く答える技量が自分には無いが、取り敢えず密偵してる。(笑)
やたら色っぽい倍賞美津子もいい味出してるのよね。状況に振り回される弱い人々の哀しさがヒシヒシと伝わってくる。
と、役者がどいつもこいつも素晴らしい!
後、劇中にかかる音楽もやたら痺れる。特に千葉真一vs蟹江敬三の選曲センスがヤバイ。
言葉が見つからないがヤバイんや…
と、知能指数の低そうなレビューになったけど、自分は大好きな作品。
どこを取っても故深作欣二監督の拘りが観て取れるようで、作品として非常にレベルが高いと思う。
ハイレベルな役者✖︎監督が紡ぎ出す極上の作品と思っとります!