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セブン・イヤーズ・イン・チベットのkumiのレビュー・感想・評価

3.6
以前に観た…と思う…。

けど…すみません風景とチベットのお坊さんの姿しか記憶になくて…再度鑑賞。

ブラッド ピッド演じるオーストラリアの登山家ハインリヒ ハラーの自伝に基づく作品ですが、自伝と映画とでは、違うところもあるそうです。

ヒマラヤ登山の中、第2次大戦時だった為にインドでイギリス軍に拘束されるも、何度も脱獄して、ボロボロになってチベットのサラという地でダライ・ラマと交流した様子や、家族への心情の変化などが中心に進められてます。

ヒマラヤの山々や自然、お寺や僧侶の姿など背景に見所は沢山あります。

ブラッドピットもいいですけどダライ・ラマ役の少年が、僧侶としての落ち着きや、新しい物事に興味を示したりするキラキラした目や笑顔が、素敵でした。

ミミズの命も、大切に思うサラの人達には、頭が下がるし、そんな人達を武力で押さえつけるシーンは、哀しいですね。


歴史的に、チベットは難しいトコロに追い込まれていく訳ですが、若くしてチベットの精神的、政治的指導者になったダライ・ラマの覚悟や、言葉は凄く深いモノだったんですね~。

戦争って国によって言い分は、違うし人1人ずつも考え方は、置かれた立場とかで変わってくるかと思うけれど…力で従わせる事でしか解決出来ないのは、悲しいよね。


みんなミミズになってしまえ!


ラストでの、ハインリヒ ハラーからは、今作品での様々な事柄を経て、心の平和みたいなモノを少しでも得られたのかな〜って感じにみえました。
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