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セブン・イヤーズ・イン・チベットのanonaのネタバレレビュー・内容・結末

4.1

このレビューはネタバレを含みます

心温まるヒューマンドラマ。

エゴの強かった主人公がダライ・ラマや平和的なチベットの人々との交流を通して徐々に丸くなっていき、チベットの文化を尊重していく様子が伝わってくる心休まるシーンが多くあった。
(徐々にチベットのしきたりに従っていくハリー、触れてはいけないと言われていたダライ・ラマの隣に座る車のシーンなど)

主人公がダライ・ラマを息子に重ねて交流を重ねていく様子が微笑ましい。


個人的には息子と山に登りチベットの旗を立てるあのエンディングは最高でした。

一方で、政治色が少し強めだったけど時代が時代だから仕方ないのかな。
あとせっかく実際にあった話を基にしているのに割と皆んな英語を話していたのは違和感があったしもったいないなと思った。

今までチベットについてダライ・ラマすらよく知らなかったから良い機会になった。
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