ひかるん

PUSH 光と闇の能力者のひかるんのレビュー・感想・評価

PUSH 光と闇の能力者(2009年製作の映画)
3.9
派手さはあまりありませんが、面白いです!

物語は簡単に言ってしまえば、超能力者どうしの戦いです。
いろいろな種類の能力が登場しますが、例えばX-MENのような派手な能力はあまり出てきません。大作映画という感じはあまりしないアクションが大半ですが、これはこれで味があります。
あえてX-MENに例えるのなら、出てくる能力の規模は、マグニートーとかサイクロプスみたいな力ではなくて、ウルヴァリンとかプロフェッサーくらいの規模の能力。強弱は置いておいて、映像的な派手さのない能力です。
地味な能力が多いからこそ、戦いが荒唐無稽になりすぎない感じが好みでした。コミカルにならず、どこか知的でシリアスな雰囲気。アクションよりも頭脳戦が多めです。

また、見てもらえばわかるんですが、キャストがわりと豪華です。
やっぱりジャイモン・フンスーは良い俳優だなあと再確認。




あと、別に突っ込むことでもないかなとは思うんですが、邦題に「光と闇の能力者」ってありますが、別にそういう能力者は出てこないです。正義と悪っていう意味なら、まあ、主人公側が光で敵が闇なんでしょうけど。
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