とんちゃん

つぐないのとんちゃんのレビュー・感想・評価

つぐない(2007年製作の映画)
3.8
1935年の夏、13歳のブライオニーが部屋から噴水に目をやると、青年ロビーと姉のセシーリアが何か揉めている、喧嘩している様に見えた。

その後ロビーは謝罪の手紙を送ろうとしたが冗談半分で書いた卑猥な文を誤ってセシーリアに送ってしまう。
その手紙を盗み見したブライオニーはロビーを“色気狂い”と烙印

ロビーとセシーリアは図書室でこっそり逢瀬を楽しんでいた。
しかしブライオニーから見ると
姉がロビーに襲われていた様に見えるのだった。
ロビーはかなり危険と感じとったブライオニー。
しかし思い違いが致命的で
ロビーとセシーリアの二人の人生を大きく狂わしていくのだった。

セシーリアタリス役を演じるのはキーラナイトレイ。同じくジョーライト監督の「プライドと偏見」に続き出演。
セシーリアの妹ブライオニータリス役を演じるのは同じく13歳のシアーシャローナン。
無名の彼女をジョーライトが気に入り起用。あどけなさが残るも存在感あり、この作品でシアーシャの名が一気に広まる。

セシーリアに思いを寄せるロビーターナー役をジェームズマカヴォイが演じる。
マカヴォイの好青年ぶりが爽やか
他、名女優ヴァネッサレッドグレーヴが出演。

5年後、ダンケルク海岸での5分弱の長回しシーンがダイナミックで素晴らしい。