りんごチャン

つぐないのりんごチャンのレビュー・感想・評価

つぐない(2007年製作の映画)
3.7
こういう償い方もあるんだ…

1930年代イングランド。アッパークラスの家柄のブライオニーは小説家を夢見る少女。その姉セシーリアと使用人ロビーは違う身分でありながらお互いが惹かれあっている事を知り情事に至ってしまう。まさかの場所での情事を目撃したブライオニーは絶望と嫌悪からある強姦事件の犯人について嘘の証言をしてしまう…

ブライオニーのついた嘘によって後半は話が大きく撹拌され嘘の影響力を思い知らされる。嘘の恐ろしさは「偽りなき者」でも痛感したけれど、今作はダイナモ作戦が出てくるという時代背景を鑑みると思慮に欠ける嘘は命に直結する。ラストは一気に要旨が解き放たれグサッと胸を突かれてしまった(泣)

キーラナイトレイ痩せ過ぎだな(*_*)カンバーバッチのスケベ眼つきが鳥肌モノだった(*_*)