まだ恋や、Making love をちゃんと理解していない13才の少女ブライオニーが思い込みで偽証して、姉の恋人をレイプ犯として逮捕させてしまう。
捕まった彼は服役後、戦争に行き、そんな彼が生きて帰ってこないかと、負傷者が病院に運ばれてくるたびに看護師になったブライオニーは必死に探す。
しかし彼は最後の最後に息絶え、ずっと遠くから愛し合っていたセシリアと一緒に過ごすことができなかった。
その悲劇の物語を、自分の人生最後のKindnessだと言って、2人の幸せな時間を小説に書いた ブライオニー。彼女の過ちによって、2人の取り戻せない時間を奪ってしまったという担いきれない罪悪感、そしてそんな中でも物語というHopeを見つけた彼女の人生を想像すると泣けてくるなぁ。