2022年リライト118本目
ハロウィンにハロウィンを観るために、まずはdbdキラー元ネタ作品を観る特集⑤
◆あらすじ
アンブレラ社地下研究所ハイブでの死闘から数十時間、拘束され病院にいたアリス（ミラ・ジョヴォヴィッチ）は、外の世界が変わり果てていることを知る。
アンブレラ社の研究所から漏洩したT-ウイルスは、今やラクーンシティ全体にまで蔓延。アンブレラ社はこの事実を隠ぺいするため、核爆弾を投下することに。
アリスは残された生存者ジル（シエンナ・ギロリー）やカルロス（オデッド・フェール）たちと、街を脱出しようとするが―――。
◆感想
アリス版実写バイオハザードシリーズでは、本作が一番好き！！ゲームベースになっていて、ジルやネメシス、カルロスが登場するのでゲームファンとしては嬉しい。何よりも3者の完成度が高く、アリスがいなければゲーム版『バイオハザード1』『バイオハザード 3 LAST ESCAPE』かと思うほど（オデッド・フェール版カルロス微妙だけど）。
ジルの完成度が高いのは、演じているシエンナ・ギロリーがめっちゃゲームを研究したからなんですよね。ジルが教会で銃を持ち歩いている姿（腰の動き方）を含め、ジルの立ち居振る舞い一つ一つがゲームキャラのよう。また、チューブトップにミニスカート、腰に巻いてる白のカーディガンなど、衣装までゲームに忠実に再現しているのがすごい（スタッフありがとう）。個人的には、学校の厨房でジルがガス栓を捻ってマッチを投げるシーンが好き。ゲーム版ではガス栓かなんかを捻っておいて、ランプを投げてランプを割って爆発させるみたいな展開でした。「バーベキューになりたいのか」カルロスか誰かのセリフがありましたが、ここを抜きにしても実写の完成度が高いのが分かりますね！警察署に入ってくるシーンがお気に入り！セクシーでかっこいい！！
そして、追跡者ネメシスね！前作『バイオハザード』でマットを演じたエリック・メビウスの特殊メイクかと思ったら、さすがに違う人でした！にしても、ゲームまんまやん（笑）圧倒的強さでめっちゃ怖かったけど、アリスに対しては少しだけマットの一部がぁぁ…。ロケランブチ込めばええねん（←ゲーム脳）。
ネメシスとアリスが戦うシーン（中盤）はなかなか迫力がありました！爆発はするし、ネメシスは容赦なく撃つし、静かに展開する前作からだいぶパワーアップしている印象。どこまでも追ってくる姿は、追跡者らしく強烈なキャラクターでした！ミニガン撃ちまくる姿めっちゃかっこいい。
アクションシーンもそうですが、教会や学校などのしーんと静まり返った場所での緊迫感やばい。リッカーやケルベロスなどお馴染みのBOWが登場し、わちゃわちゃしているのかと思ったら、意外とドキドキする部分もあって素晴らしい出来。ゲームのように「扉を開ける恐怖」はないものの、いい塩梅で恐怖を感じられると思います。アリスがチートみたいに強いのは気にしちゃダメ。
墜落した飛行機はカプコン製ってことでいいですか？
