エイガスキー

ネイビーシールズのエイガスキーのレビュー・感想・評価

ネイビーシールズ(2012年製作の映画)
3.0
ネイビーシールズを扱った作品。俳優に現役の隊員を起用したり、本物の武器を使用したりと限りなくリアルに近い構成になっている。

ストーリーは一応あるものの、人物紹介や今何をしているか、次に何をするかを知らせる役目を担っているだけにすぎない。全編ほぼ戦闘シーンが続く。

その戦闘シーンはすごい。迫力があるのは当然として、一人称視点や俯瞰、時には探索機の映像視点なんかも織り交ぜながら、様々な視点を使って工夫のある映像を見させてくれる。そういうのが好きな人ならもうそれだけで満足なんじゃないだろうか。

また実際のチームのやりとりもわかる。弾倉を交換する際にはちゃんとコールするんだとか、東西南北で指示するんだとか(自分は○○時の方向とか思っていた)、フィクションとリアルの相違点などもわかる。

多分好きな人や詳しい人が見たらもっと細かいところに気付く、相当マニアックな内容になっているんだろうなと思うが、自分はそこまでではないのでこれくらいの感想しか抱けなかった。

万人向けではないが、刺さる人には深く刺さる、尖った作品だと思った。