「曲がれ! スプーン」を観る。
まさみ祭絶賛継続中。
佐々木蔵之介さんのカメオ出演? にニヤリとしつつ、ああ、これが映画にハマったときのだいごみかとおもた。
俺も立派な映画ヲタになっ(検閲)
本広監督、好きなんですが、毎回伏線布石敷設に丁寧すぎてなかなかストーリーにエンジンかからないのが玉に瑕。
終盤でガッと回収される上にじんわりくるからやめられないのですが。
もうちょいコメディパートがなあ。
踊るシリーズのコメディパートは大好きなんやけどなあ。
なんでだろ。
みんながみんな、いろんな立場のひとがやっきになってスプーンを曲げようとするお話。
にんげんは、ほんのちょっと前までは、空も飛べなかったし、海を渡ることもできなかった。
灼熱にも、極寒にも耐えることはできなかった。
たかだか、数百年の話だ。
なのにこんなにもたくさんのひとたちが、たくさんの便利ななにがしかを享受できるようになったのはなんでなのか。
にんげんの論理思考では、そこに在るものは証明できても、そこにないものは証明できないと、エロいひとは言います。
だったら、目に見えないものを頭から否定するよりも、あるかないかわからないものは、もしかしたらあるんじゃないかと思ったほうが得やないですか。
もし万が一、それが本当だったときに、気づけないかもしれないから。