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ペーパー・ムーンのMovingMoviesのレビュー・感想・評価

ペーパー・ムーン(1973年製作の映画)
5.0
なんといっても少女アディ(テータム・オニール)の演技力に魅了される映画。

亡くなった母の恋人だったモーゼ(ライアン・オニール)はアディを叔母の家まで送り届ける役目を渋々引き受ける。アディは頭がよく、詐欺の演技をさせればプロ級で、へらず口をたたくこと、頑固なことや煙草を吹かすことを大目に見れば、モーゼにとってもいい相棒だ。

だましだまされる、秘密をもつことは映画を面白くするスパイス。

「ローマの休日」「スティング」そしてこの「ペーパームーン」はその最たるもの。

テータム・オニールはこの映画でアカデミー賞助演女優賞を史上最年少で受賞。その後も活躍し、当時トップ・アイドルスターになる。彼女は「がんばれベアーズ」でもすごく生意気だが憎めないエース・ピッチャーの役を演じている。