ペーパー・ムーンの作品情報・感想・評価 - 171ページ目

「ペーパー・ムーン」に投稿された感想・評価

詐欺師の男が両親を事故で亡くした9歳の女の子を、身寄りの元に送り届けるまでのロードムービー。去年観て、今まで観て来なかったことを激しく後悔。

あらすじだけ見ると男が改心して行いを善くするような話だと思うかもしれないけど、さにあらず。男はしょっぱなから少女を利用してお金をだまし取るし、少女のほうもノリノリで詐欺に加担する。それでも気分は悪くならず、むしろこの二人を応援してしまうのがこの映画のすごさ。

それだけ人物が魅力的で人間くさい。実際の親子が共演しているからか、掛け合いも息ぴったり。監督が意識して長回しにしたという二人の会話シーンは微笑ましく、いつまでも聞いていたくなる。

特に少女の演技力には舌を巻く。当時史上最年少で助演女優賞を受賞したらしく、記録は今でも破られていない。怒ったり、すねたり、笑ったり、泣いたり、これだけ表情豊かに、吸い込まれるような魅力を放つ子役はもう登場しないんじゃないかと思うほど。可愛すぎてなんだか娘がほしくなる。

ちなみにこの映画はモノクロだけど、公開されたのは1973年。舞台である1930年代の雰囲気を出すためにあえてそうした模様。モノクロ映像の雰囲気と、メインテーマ曲の「It's Only A Paper Moon(ナット・キング・コール)」がよくマッチしていて、いつまでも心の奥底にこびり付く映画です。
http://youtu.be/kgNef0mgOeI
アディはよくまぁあれだけ頭が回りますね。
オニール親子いいなぁ
FOURFINGER

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3.8
あんな小さい子がタバコ吸って!お父さんどんな気持ちだったんだろうな。
Farm2

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4.5
松本人志の100のコトで知って以来ずっと気になってた映画だったけど、最近の松本映画を観ていて、こんな映画撮ってる人の1番好きな映画って、もしかして大した事ないんじゃないか?と心配していたけど、この映画にそんな心配は無用だった。
僕みたいに冷めた人間でも泣きそうになるレベルの最高の映画で、個人的には黒人のメイドと別れるシーンが切なくて好き。
Taka

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4.2
作品とは関係ないけど、その後のオニール親子の関係を考えると辛いな…
まりえ

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4.1
暖かくて、飢えないだけが幸せなわけではないのだ。少なくともアディにとってはね。清謐さをたたえたような、そうかと思えばときに年相応の色も見せる彼女の目の演技に脱帽。また、心が寄り添う瞬間というのは、何度見ても嬉しくなるね。
kyoko

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4.2
ライアン・オニールとテイタム・オニールの親子が共演したハートウォーミングな作品。
いやー、生意気なテイタムがいいんスよ!ホントに!
笑わせてくれたり、何ちゅうやっちゃと思わせたりするんですけどところどころホロッとするのですよね~、これがまた。
テイタムちゃんはその後『がんばれ!ベアーズ』などに出演、大人になったらテニス選手のマッケンローと結婚しましたとさ(離婚したかな?)。
子供の頃はメラニー・グリフィスと共に二世っ子(メラニーの母は『鳥』で絶叫してるティッピ・ヘドレン)同士でツルんで生意気なガキとしてハリウッドでは有名だったそうです。
ふてこいアディがとにかく可愛い。心があったかくなってよくわからない涙が出る。あと白黒映画は部屋の電気消して観るのがいいなって思った。
ダウンタウンの松ちゃんがオールタイムベストと言っていたのですが、なるほど分かる気がします。素晴らしいですね。
Myon

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3.5
アディの頭良すぎてかわいくないところがほんとかわいい。自由人なおっさんを振り回す彼女の前途は限りなく有望だね。悪いことする時の息の合い方に、いやぁ流石親子共演なだけあるわと感心。

色という情報がないかわりに想像の余地や侘び寂びっぽい余韻があるのがモノクロの良い所。この作品の計算されつくしたセピア色にもキュッと心を掴まれる。