グリーンツー

イキガミのグリーンツーのネタバレレビュー・内容・結末

イキガミ(2008年製作の映画)
1.1

このレビューはネタバレを含みます

正直、「リアリティ」を感じない映画だった。

実際に「イキガミ」の存在を知って、周りの人が死んでいく、それを目の当たりにして「命の尊さ」なんて理解できるのかな。「もしかしたら自分も」なんて思ったら、生きる気力無くすと思うよ。親の立場だったら、もう子供なんていらない、と思う人も少なくないはず。

それからこんな「非人道的」な法律、出来るわけないし、仮に出来たとしても、すぐに国会解散、総選挙で新政権が出来て、改正されるはず。国連だって黙ってない。
だから、設定に無理があると思ったし、面白いとも思わなかった。


ただ、遺伝子組み換え食品や狂牛病、更に薬害エイズの問題なんか観てると、これはリアリティがあるな・・・とも思う。違いは国民が認識しているかどうか、ただそれだけの話。