カトコウ

反逆のメロディーのカトコウのレビュー・感想・評価

反逆のメロディー(1970年製作の映画)
3.6
ハードボイルドとか、いぶし銀とか漢の背中で語る映画とか。
正味こういう映画苦手な部類です

なので任侠とかチンピラ映画
最近のでテンポ早かったりするものでもあんまかなあということは多いのだけど

この映画は、ちょっと見ててもよくわかんないなあ?とはならなかった

主人公が任侠の世界に身を置きつつも、型にはまった組の仁義とか組を第一に
という生き方よりは自分の身の回りの人々を大切に想う気持ち、要は人情と自分の中の筋を通すことを中心に考えて動く人間

かつ服装も他と画一的な任侠スタイルじゃなくて
下手すりゃチンピラだけど自分の信念に基づいたファッションをしていて
ある意味そのキャラがつかみやすくわかりやすい
から入り込みやすかったんだと思う。
まぁ普通の任侠ものでも筋を通したり人情大事にするって点はかわらないと思うから
たぶんファッションの独創性が大きかったのかな?
どうも漢!漢は黙ってこその、漢だぜ!というカッコよさは
やっぱりよくわからないんだよなぁ…


ただ時代なのか
刺されて死ぬシーンがある人物であるんだけど
演技がすごい…おぉ…すごい全力で死ににいってるなと思って
ごめんなさい、ちょっと面白かった。ある種美学なんでしょうが…笑
カトコウ

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