アラタ

ギルバート・グレイプのアラタのレビュー・感想・評価

ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)
4.3
ど田舎で知的障がいの弟、夫の死を引きずり、過食症になった引きこもりの母親、メンタルが弱い妹達。このワケあり家族の重荷を一点に背負い、自己犠牲を払いながら悶々とした日々を送る長男ギルバート。

一癖も二癖もある家族を背負いながら、いつも冷静なギルバートは本当に凄い!
こんな家族と生活してたら絶対グレる!98%の確率で!
加えて、障がいを持つ弟の世話を全て任せるくせに、問題が起これば全てギルバートのせいにしちゃうクソ家族!あー、腹立つ!!
ストレスのはけ口がない可哀想なギルバートに感情移入しっ放しでした。
母親が死んだ時は、不謹慎だけどホッとしました。彼の重荷が一つ減ったと…。

そして、今作の僕的MVPはレオ様ですね。19歳にしてこの演技。天才です。障がい者という難しい役柄なのに、細い感情表現が丁寧で、ひたすら驚かされました。役がはまり過ぎてレオ様だという事を忘れる程。この人はやっぱり凄い。

なんだかんだ言ってるけど、この作品は僕にとって大事な作品になりました。家族について、やりたい事について、沢山考えさせられました。また観返すことになるでしょう。