井出アリヒサ

ギルバート・グレイプの井出アリヒサのレビュー・感想・評価

ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)
3.6
自分にとって、かけがえのないものが枷になっているというのは切ない。
でも自分を縛り付けるものを失えば、悲しいという人間の複雑な感情をわかりやすく表現してくれた作品だと思います。

ディカプリオ演じるアーニーの無邪気さは田舎に生まれ、その地で暮らして死んでいくということが本望ではないギルバートの物悲しさを際立たせてます。

アーケード・ファイアのThe Suburbsという曲を連想させられました。
井出アリヒサ

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