りょ

ギルバート・グレイプのりょのネタバレレビュー・内容・結末

ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

まさか映画館で観れるなんて思ってなかったし、学生料金超安いし、tohoシネマズに感謝🙏🙏🙏

最初観たときは家とか町に縛り付けられてるんだって思ってたけど改めて観ると縛り付けるのは場所じゃなくて人なんだなーて思った
そこが田舎でも都会でも、あの家族であの愛人がいたら結局何も変わらないんじゃないかな
ギルバートは都会に行きたいんじゃなくて、縛り付ける人々のいないどこかに行きたかっただけなんだろうなーて思った

お母さんも愛人もアーニーもいるからすぐベッキーと一緒に行くなんて言えなかった
お母さんは家から物理的に離れられないし愛人には夫も子供もいるし
でも2人がいなくなったら、残ったアーニーにはギルバートさえ居たらいいから、やっとギルバートは一緒にいたい人と一緒にいることができる
ベッキーはいろんなとこに行きたいのかもしれないけどギルバートは一緒にいたい人と一緒にいたいからちょっと違う感じがする

場所を移るって人間関係をリセットできるのがいいなぁって本当に思う
リセットしたくない人とだけ一緒に場所を移れたら楽しいだろうなーーーー

この作品のレオはとっても良い意味でレオ感が全くないから、レオファンとしては特別な感情を全然持たない珍しい作品かも
単純にかなり若くてまだ顔が完成されてない頃だからていうのもあるかもしれないけど!
もっともっと脇役でいろんなレオをみせてほしいんだけど、もう難しいのかなぁ
この映画ではレオの演技はすごいけどあくまでも脇役だから、いちばんはジョニデの表情が好き すごくいい!



8
りょ

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