田舎町で暮らすギルバート(ジョニーデップ)は、知的障害の弟アーニー(レオナルドディカプリオ)と巨漢の母親、姉妹の5人家族。父親は自殺していて、長男として家族の面倒を見ながら、夢も希望も抱けず、家族に縛られて生きている。
そんな中、トレーラーで様々なところを移動して暮らすベッキー(ジュリエットルイス)と知り合い、恋仲に。
アーニーの18歳の誕生日会で一気にギルバートの我慢が爆発して…。
もう、胸がきゅーっと苦しくなった。
レオの演技が、体の動かし方、視線、全てが、本当に知的障害があるように見えて素晴らしい。
ジョニーデップも、若くてイケメンで爽やかで、そりゃお金持ちのマダムが誘惑してくるわ、て感じ(笑)
でも、町から、家族から、逃げ出せない閉塞感、苦悩とか、観ていて辛く、泣きたくなるほどだった。
死んだ母親をみんなの好奇の目から守るために、修理しながら大事に住んでいた父親が建てた、思い出が詰まった家を、、、(涙)
最後はハッピーエンドで、「どこへも行けない」生活から「どこへでも行ける」生活へ。みんなの笑顔が最高!