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ギルバート・グレイプのScreen7のレビュー・感想・評価

ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)
3.8
"大きいって言葉 空には小さすぎる"
小さな田舎町に住むグレイプ一家の長男であるギルバート。人妻と不倫をし、家族という存在に囚われていることにも悩みを抱える彼が、さっぱり美人なベッキーとの出会いで変化していきます。彼女と出会ってからすごい良い顔をするんですよね〜。

主役以上の存在感を発揮していたのはディカプリオの演技です。公開当初に"レオナルド・ディカプリオ"という人物を知らない状態で観ていたら、本当に知能障害持つ少年を採用したのかと思うほど。話し方、動作、感情の起伏の大きく様子、笑い方までもが超自然!レオ様は顔が良いだけじゃないってことを再認識する笑

新しい自分だけの生活を送りたい、家族を大切にしたい。両方の気持ちを抱えるギルバートの葛藤が見どころです。想像いていたより明るい結末ではありませんでしたが、このラストからが、ギルバートにとっての再出発点になるんじゃないかな。私も爽快な気分になりました。
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