Shun

ギルバート・グレイプのShunのレビュー・感想・評価

ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)
3.9
レオナルド・ディカプリオの演技が凄かったです
そして、アメリカンな田舎の雰囲気がよかったです


父のアルバートが自殺して7年、グレイプ家の長男ギルバートは知的障害の弟アーニーと過食症で肥満のボニーと2人の姉妹の生活を支えつつ暮らしていた


・ギルバートのストレス
グレイプ家の長男であるギルバートは、表にはあまり出てないですが、家族の負担を静かに抱えてる様子が伝わりました
働いている店の配達先の人妻と浮気の様子から、日頃の鬱憤を晴らしているのかと思いました
家族は切っても切り離せないもので、一緒に過ごしているからこその鬱憤とかは共感しやすかったです
ギルバートの父であるアルバートも、彼のような正確で、家族の負担を陰ながら抱えていたのかなと推測します
この映画では、トレーラーで旅をしているベッキーに出会うことでギルバートの生活が変わりますが、彼女と出会ってなかったら、もしかしたらギルバートも同じ道をたどっていたかもしれないなと思いました


・ディカプリオの演技
この映画の見所はレオナルド・ディカプリオの演技かなと思います
「タイタニック」などで好青年を演じ、「ワンハリ」ではやさぐれたおっさんを演じてるレオナルド・ディカプリオの新しい一面を見れた気がします
常にはしゃいでるアーニーの役、ヨダレ垂らしたり懇親の演技でよかったです



アイオワ州の広大な自然、木とか水にも触れることのできるようなフレッシュな雰囲気も楽しめました!
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