ー感想ー
フランクダラポン監督作品はおそらくこれで全制覇！
しかもなんと、この作品がフランクダラポンが唯一スティーブンキングの話を使わずに指揮を取った作品だと思われます。
さてさて内容ですが、
これほどかというまでアメリカアメリカアメリカです。ハリウッドの話に、戦争の話、共産主義の話、またその赤狩りの話、そして自由の国アメリカとしてのあり方についての話がてんこもりもりです。
正直言ってくさい演出もありますが、それを気にさせないほど物語に一貫性があってよかった。
ー考察ー
『地域の結びつき』
町の人々のつながりを見てとても感動しました。これって深刻なことだと思うのです。少し昔の人なら不思議なことだと感じなかったでしょう。悩み事や立ち直れないほど辛いことがあった時、支えてくれる人が周りにいなかったら町の人が助けてくれる。そう思えるだけで強く生きていけそうな気がします。
今の社会、まわりに助けを求められない人たちで溢れていると思います。学校現場で働いているのですが、今の子供達を見れば一目瞭然です。
地域の結びつき、どうにか再興できませんかね。
