骨法十か条

トットチャンネルの骨法十か条のネタバレレビュー・内容・結末

トットチャンネル(1987年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

 テレビ創世記に劇団員のトットちゃんがあるき始めたテレビ業界の面白エピソードがいっぱいある話。

 テレビのノウハウがあまりない時代の作り手たちのドタバタが羅列されていって楽しく見ることができました。新しいものに対しての戸惑い。主演の斎藤由貴さんがコメディエンヌっぷりがさすがで天然ボケで魅せていくのがさすがでした。

 ただ主人公が天然だけれどモブシーンで声を静かに出さないといけないのに大声で喋ったり背景として動かないといけないのに目立とうとしたりしてあきれられるというくだりが何回かありますが、もう少し空気読めないのかな? とイライラしてしまう主人公でもありました。
 単純にドラマとかの撮影現場を覗いているという好奇心としての魅力もあって面白かったです。 

 クライマックスの結婚披露宴で年配の人が「テレビは所詮電気紙芝居」と見下しているけれど、テレビマンたちが熱くテレビについて語るのはカッコよかったです。戦争が終わって若者たちが映画ではなく新しいテレビジョンというメディアに夢と希望を持って作り上げていく熱意をのぞける映画でした