りほこ

ドライビング Miss デイジーのりほこのレビュー・感想・評価

ドライビング Miss デイジー(1989年製作の映画)
4.2
苦労して育ち努力の結果が今の生活だと考えて、「お金持ち」を見せびらかすことのない白人のおばあさん。
一方で肉体的に努力して、人種の壁も乗り越えてきた黒人のドライバー。

彼等は、別々の範疇でお互い苦労をしてきたし自信がある。

少しわがままで、人の言うことを聞かない頑固なおばあさんに対して、
"僕をなんだと思ってるんですか?ロボットでも子供でもない、70過ぎた大人の人間です"
時には、大雪の中温かいコーヒーを買って、暖炉を灯してくれる。

雇用主と被雇用者でもあり、
持ちつ持たれつの関係で2人は、
社会は成り立ってる。
白人であろうと黒人であろうと
必ずお互いが必要。何故なら、?
理由は必要なのかなぁ

お互い気心が知れてて、ボケても離れ離れになっても
会えば手を取り合って話せる。
"How are you?"
それだけ。
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