ゆき

山の郵便配達のゆきのレビュー・感想・評価

山の郵便配達(1999年製作の映画)
4.0
なんともゆったりとした時間を味わった。あたたかくて大らかでね。
山の緑が瑞々しい、霧のかかった美しい山間部。

息子に郵便集配の仕事を引き継ぐ父。これがまたスゴイ‼︎自転車も車も無理な山を越えて3日がかりで帰宅するルート。重い荷物を背負って歩くしかないのだ。 お供のワンちゃんも賢い!

仕事ばかりだった父と「お父さん」と呼んだことのなかった息子の間の空気感が3日間でどうなるのか。川を渡るシーンにお互いの気持ちが表れていた。

子供は親の背中を見て育ち、気が付いたら、自分が大きくなって親は小さくなっているのだ。
「愚痴だけはこぼすな」と父。そうそう!人間、愚痴ばかり言ってたら、そういう顔の人間になっちゃうのだ。…気を付けよう。