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フランケンシュタインのまるまるのレビュー・感想・評価

フランケンシュタイン(1931年製作の映画)
3.6
ホラー映画。
人造人間エレジー。
松明持って怪物を追う村人達。
獣のように怒り慄く怪物。
怪物の振り上げた手は、生みの親フランケンシュタイン博士に向けられた。

フランケン博士の下僕、せむしの男にも悲哀が漂ってた。

ウィキペディアによると
原作は小説で、1818年(!)日本では葛飾北斎が生きてた頃に、イギリスの小説家メアリー・シェリー(女性)によって描かれました。
小説のタイトルは「フランケンシュタイン、あるいは現代のプロメテウス」
最初のSF小説とも言われてるそうです。
ウィキペディアに原作のあらすじが載ってるのですが、
原作では、よりあからさまに怪物の悲哀が描かれてるし、より凄惨でドラマチックになってる模様。
おっと、青空文庫に原作ありましたw
https://www.aozora.gr.jp/cards/001176/card44904.html

映画では、ハッピーエンドごかした終わり方をするのですが、それがまたなんとも言えない余韻を生んでます。

面白かった。


この映画を観るキッカケとなったのが「ミツバチのささやき」
少女が殺されたのはそういう事だったのか。
悲しすぎる。
アヤフヤだった「ミツバチ~」の輪郭が少しはっきりしてきた。
いつかもう一回観よっと。
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