桂日之石

レイジング・ブルの桂日之石のレビュー・感想・評価

レイジング・ブル(1980年製作の映画)
4.5
女房のことについては誰も信用しないと言うラモッタだが、彼は何に対しても誰も信用していない 甘えることもなくすべて自分でやろうとする そのくせ自分の女には過剰に期待をしている 一見わがままな男であるが、こういうわがままな面は誰しもが持っていると思う しかし、男らしさということを考えたときに、それは正解じゃないという一時回答を出し、ひた隠しにして生きているのが世の大半の男じゃないだろうか 本作のジェイクラモッタは本能のままに生きている だからこそ惹かれるものがあるのだろう 何よりデニーロの役者としての気概が素晴らしい
#RagingBull #1980
桂日之石

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