もやマン

落下の王国のもやマンのレビュー・感想・評価

落下の王国(2006年製作の映画)
4.3
想像してたのより軽やか!

映像美ばかり褒められてて物語はつまんないパターンかなって思ってたら意外とポップだった。
coldplayだと思ってたらmaroon5だった(わかりづらい)

早口であらすじを紹介するね。
スタントマンのロイは撮影中に事故って下半身不随になりそうで入院したんだけどもう生きるのも辛くてでも動けなくてさんでそんな時にそこに腕の怪我で入院中の少女アレクサンドリアがやってきたからこいつ利用してモルヒネ持ってきてもらおうって思って気を引くために創作した物語を聞かせようとしたらこいつ話にめっちゃ食いつきよるから困った困った…。


その創作ストーリーで、かなりの映像美が観れるんだけど、それが、なんてったって世界遺産ばかり。CG無しってのがこれまた驚き。
まあ映像美は褒められて尽くしたから、ストーリーについての感想を。
この話で重要なのは、創作ストーリー側の展開の神話的壮大さと軽やかさ、全体的な純粋さ。創作ストーリーと病院が交互に映し出され、中心にはアレクサンドリアがいるわけで当然なんだけど、僕が感じた純粋さ素直さを、陳腐でつまらないと批判してる人もいるわけで、賛否が極端に分かれそうな映画ではある。僕は非常に好きな映画でした。

きっと、ビッグフィッシュが好きな人はハマるんじゃないかな。
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